大糸線in1991冬

　今はむかし、冬になると皆スキー(←スノボが流行る前の時代です)をしに人々がゲレンデに殺到していたため、沿線に多くのスキー場を擁す信越エリアにも臨時列車が多数運転されました。その様を垣間見た平成3年(1991)12月の記録です。
…まぁろくな写真は有りませんが｡

165系快速「ムーンライト(←時代的に列車名に“えちご”は入らない)」の内の3両を長岡で切り離して信越線新井まで行く臨時便に席を取り、直江津まで乗車しました。降りてまず撮った一枚↓

165系ムーンライトと信州色115系の顔合わせ

関西からの485系「シュプール妙高 志賀」

凝ったデザインのヘッドマークが写欲をそそります♪

その後乗り継いだ快速富山行き↓

狙ったワケではないけど青春18きっぱーには嬉しいボンネット485系!
特急の間合い運用も近頃だいぶ減りましたねぇ。

ちなみに隣りは機関車故障で止まっている「北陸」。

その遅延のあおりで、乗っていた「ムーンライト」もだいぶ遅れての直江津到着でした。

…で、糸魚川まで移動。

朝方南小谷に到着後にここまで回送されてきたらしいシュプール号仕様14系を横目に見つつ、

大糸線に乗り換え。

途中(根知?)でキハ181と交換。

さらに進むとDE10プッシュプルの14系とも交換(平岩?)。

この時は見られませんでしたが、他に20系やエーデル用キハ65、サロンカーなにわ、

ゆうゆうサロン岡山などによる「シュプール白馬 栂池」号の設定がありました。

白馬に到着。乗ってきたのは左に小さく映る緑色のキハ58

キハ52が転入して来る以前に活躍した大糸色車です。

側線には臨時夜行「アルプス」としてやってきた169系信州色車が留置中。

改札の辺りをうろうろしていると、南小谷からの季節急行「くろよん」が現れました。

　松本で長野からの「ちくま」と併結して中央線西線回りで大阪まで行く、ちょっと気が遠くなるような列車です。走り出しを撮ったのでブレブレですが、167系独特の狭幅ドアが確認できます(宮原車です。念のため)。

　この少し後、大糸線非電化区間がたびたび土砂災害に遭ったり、巷のスキー・スノボ熱自体の一段落などにより、ここまでに挙げた画像の頃

～一度撤去された行き違い設備を復活させたり、定期列車の代走という形で臨時列車を直通させるなど(DCのシュプール号は普通列車との混乗なんていう手段も取られたとか…)大変な活況でした～

にくらべるとずいぶんさみしくなったものです。

　そこで間近に迫った北陸新幹線糸魚川駅開業です。“新幹線効果”がここ大糸線にどこまで波及するか期待です!!

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