2014年8月16日土曜日

上毛電鉄大胡列車区プライベート?見学会

 群馬県内某所に詣でようかと前橋まて来たものの、一時間に一本のバスを急な腹痛で逃し、天気も大雨になったため断念しました。
 折角前橋まで来たので上毛電鉄で車庫がある大胡まで行ってみました。

 大胡に着き、ホームから車庫の写真を撮っていると中から職員の方が現れ、「中も見てけ」と声を掛けられたので喜び勇んでお邪魔しました。

 何でも入場料170円を支払って約25分説明付きで案内するのでその後は構内を自由に回って良いとのこと。そんな訳ご夫婦とおぼしき方と共に計3人だけの見学会が始まりました。

初っ端から県の文化遺産であるデハ101の見学です。車内に入るのは初めてでしたが徹底した木製の内装は感動モノです。
ちなみにおひとりさまから10万円で貸切乗車OKで、今年はブライダルも含め3件ほど貸切運行したそうです。気持ちがちょっと揺れました(笑)。

続いて機械設備、ベルトドライブで旋盤など10機の装置を駆動するそうです。デハ100型と共に昭和3年の開業当時からのモノだとか。。。うーん工場らしい。

全検中の「水族館電車」、本来の台車は京王の工場で整備しているそうです。
仮台車はどう見てもブレーキディスク無しのパイオニアⅢですね。

デハ104、廃車・モーター撤去済みで本線には出られないもののデハ101に連結運転出来る状態だそうです。旧塗装のままにしているのも訳があるそうですが、イカしてます♡

保存台車3つ。上から銚子電鉄デハ101、東武クハ701、東武3000系の物。これもお宝です!

東急デキ3021&東武のテ241。デキが撮影し辛い位置に居たのがちょっと残念。それにしてもよくぞ残ってくれたもんです。

資料館、通票閉塞機など貴重品が一杯!
下写真で写っているのが今回案内して頂いた方。元運転士で役職とお名前を訊きそびれましたがおそらくここの親方格。手元で光っているのはデハ100用前照灯電球の予備なんだとか。

 他にもロシア製レールを再利用した鉄骨や旧型車のブレーキシリンダーを改造した空缶潰し器など山ほど珍品があり、一人で抜け駆けして見たようで申し訳なく思った程です!!

 見学は建前上要予約となっているものの、忙しくなければ13時~15時の間ならいつでも良いと言われました。ただマナーとしてある程度まとまった人数で訪れるには事前連絡は必要でしょう。それと(オリジナルではないですが)グッズ類のご購入を!

※掲載承諾済み←というよりじゃんじゃん宣伝して!と言われました(笑)。

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